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予防接種の効果高まるか・針を使わないナノパッチ
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 針を使わない新しいワクチンの接種方法が開発され、将来性が注目されている。

■動物実験は大成功

 ロイター通信によると、新しいワクチン接種は、指先ほどの大きさの「ナノパッチ」を皮膚に貼る方式で、ワクチンを塗って乾燥させてある接触面には、肉眼で見えない微細なとげが数千個並んでいる。ナノパッチを開発したのは、豪クイーンズランド大学バイオテクノロジー・ナノテクノロジー研究所のマーク・ケンドール氏。動物実験で大きな成果を上げており、人体への実験資金を3年分、米ワクチン製造大手のメルクから提供されている。

 世界では今も年間1700万人が感染病で死亡しており、予防接種は160年前に開発された針による皮下注射で行われているが、ケンドール氏によると、特に貧困層や熱帯の遠隔地に住む人々にはもっと簡単で手軽な方法が必要だという。

■微量で同じ効果

 ナノパッチの最大の利点は、針を使わずにワクチンを最適の部位に投与でき、ワクチンの量もごく少量で済むこと。針を使った注射はワクチンを筋肉に注入するが、筋肉には免疫細胞がほとんどなく、むしろ皮膚の浅い部分に多いことが近年の研究で分かっている。また、ワクチンを乾燥させて使うため冷蔵の必要がなく、安くて(既存のワクチンの多くは1回分50ドル以上するが、ナノパッチは1ドル以下)、輸送も楽になる。

 ケンドール氏のネズミを使った実験では、インフルエンザのほか、子宮頸がんを引き起こすヒトパピローマ・ウイルス感染症(HPV)、蚊が媒介するチクングンヤ熱などのワクチンを接種した結果、通常の100分の1ほどの量で同じ効果が得られることが分かった。

■商業化はまだ先

 ただし、過去のワクチン・パッチ開発はほとんど不成功に終わっている。今は仏ビバリス傘下の豪バイオテク企業インターセルは、インフルエンザ用のワクチン強化パッチ(VEP)を開発していたが、中期の治験で失敗したため2010年に株価が低迷した。しかし、VEPは、針で注射した後にワクチン効果を高める補強剤パッチを貼る方式だった。これに対しナノパッチは、皮下に直接ワクチンを投与する方式であり、抗原をより正確に制御できると考えられる。

 最近、HPVの感染率が極めて高いパプアニューギニアでケンドール氏が行った試作品による実行可能性調査では、気温セ氏30〜40度、湿度100%以上という状況でも効果に影響はなかったという。

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コメント
最近ではがんワクチン療法が注目されています。
これはがん抗原である人工ペプチドを皮下あるいは皮内に注射することで,免疫細胞ががんのターゲットを認識し,がんを攻撃しやすくするというものです。

この皮膚の近くには免疫細胞の司令塔でもある樹状細胞が数多く待機しているのです。

ですから,この皮膚パッチによる皮膚からワクチンを吸収させるというアイディアは理にかなっており,これから普及するかもしれません。
from: 小林 克二   2013/04/11 1:03 AM
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